野菜だけのドッグフードとは?

犬に野菜を与える理由はいろいろあります。
近年では、野菜だけで作られたドッグフードやふりかけなども出ており、選択肢も増えました。
そこで、野菜だけのドッグフードの特徴や注意点をご紹介します。

1.野菜だけのフードで生きていけるの?

犬はもともと雑食で、肉類を中心とした食事が体作りには良いといわれています。
しかし中には健康維持、アレルギー、または飼い主さんの思想のために、肉類が食べられない犬もいます。
そういった犬は、野菜中心のドッグフードを食べていくことになります。

ベジタリアンの人間が元気に生きていけるのと同じように、肉類を摂取しなくても犬が健康に暮らしていくことは十分可能です。
通常は肉類から摂取するはずのタンパク質を野菜から摂ることで、犬の健康は維持できるのです。

2.野菜だけのドッグフードはどんなもの?

(1)野菜だけのドッグフードの特徴

日本ではまだあまり見かけませんが、海外ではベジタリアンの犬向けのフードが多く作られています。
これらの原材料は、野菜、穀物、豆類、海藻、フルーツがメインで、肉類は一切使われていません。
値段帯は幅広いですが、通常のものに比べるとやや高めの印象があります。

(2)こんな野菜フードには気を付けよう

原材料が野菜メインのフードには、主原料にコーングルテンや大豆ミールが使われているものがあります。
「〇〇グルテン」や「〇〇ミール」「〇〇副産物」と付くものは、可食部分を取り除いた後の、いわばカスのようなものが多いです。
人間だったら捨ててしまう部分ですが、安価のためドッグフードで使われることがあります。
当然栄養価もないですし、消化にも悪いです。
健康のために選ぶフードなのに栄養価値がなければ意味がないですね。
選ぶ際には注意して下さい。

3.野菜だけのドッグフードを手作りする際の3つの注意点

野菜だけのドッグフードを手作りする飼い主さんもいます。
手作りなら、愛犬の好きな材料を使用することができ、添加物の摂取も減らすことができて安心です。
フードを手作りする場合は以下の点に注意しましょう。

(1)野菜は小さくカットする

犬は噛まずに丸飲みすることが多いので、野菜は小さくカットするかフードプロセッサーなどで細かくして与えるようにしましょう。
繊維を断ち切るようにカットするのがポイントです。
しかしキャベツやブロッコリーの芯を噛むのが好きな犬もいるので、その場合は大きめに切っておやつ替わりに与えるのもいいですね。

(2)味気ない時は甘めの野菜や乳製品を活用する

肉類を使用しないため淡泊な味わいになりがちです。
そのため犬が飽きてしまうこともあるかもしれません。
そういう時はカボチャやサツマイモなど、甘みのある野菜を使うと天然のコクが出ます。
アレルギーがなければヨーグルトやチーズも味わいを深めるのにオススメです。

【参考】手作りの注意点:http://www.icgr2007.org/tedukuri.html


(3)犬に与えると危険な野菜・果物は避ける

ネギ類やブドウなど、犬に与えると危険だといわれる食材は与えないようにして下さい。
個体によっては大丈夫な場合もありますが、危険の度合いが分からないものは避けたほうが無難といえるでしょう。

一般的に、犬には肉や野菜をバランス良く与えましょうと唱えられていますが、正解はひとつではありません。
野菜だけのドッグフードでも犬は元気に生きることができます。
病気の場合を除いて、栄養素にがんじがらめになるよりも、犬が食べる楽しみを感じられるかどうかを大切にしたいですね。

【参考】
賢くドッグフードを選ぶ:http://www.dogtail.jp/kasikoku.html
手作りフードの購入:http://shopspot.jp/tedukuri.html